大王ブレンド
大王とはプロイセンのフリードリヒ大王のこと。彼はコーヒー禁令を出したのだが、自らはコーヒーを楽しんでいた。そのレシピーはちょっとかわっている。コーヒーにシャンパンを入れて一緒に沸かし、コショウを加えるという代物。
それでいて庶民にはこれを固く禁じた。「コーヒーには毒がある」と医者たちから庶民に宣伝させたのだが、効果はゼロ。巷ではこんなジョークも現れた。
「普段じゃがいもを食ってるんで、コーヒーの毒なんか今更怖くない」
おお。秀逸だ。芽に毒があるジャガイモをプロイセンに普及させたのは他でもないフリードリヒ大王だ。じゃがいもを推奨しておいて、コーヒーには毒があるなんぞ「アンタに言われたくない」状態だということだ。
« コーヒー禁令 | トップページ | 反アルコール飲料 »
« コーヒー禁令 | トップページ | 反アルコール飲料 »
コメント