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2015年1月30日 (金)

セントヘレナ島

アラビアはイエメンからアフリカ最南端を回って本国に帰る途中のポルトガル船が、南大西洋上に火山島を発見する。1502年のことだ。喜望峰を回ったあたりのこの海域は、南東の風が吹く。ビザンチン帝国のコンスタンティヌス帝の母親の聖人記念日にちなんで「セントヘレナ島」と名付けられた。大西洋上の貴重な補給港となってゆくがいくつかの駆け引きの結果英国の領有となった。

ざっと200年を経過した1732年、コーヒー貿易の莫大な利潤のために奔走するイギリスの東インド会社が、イエメン産のコーヒーの苗木をセントヘレナ島に持ち込んだ。コーヒーの生産可能な植民地では軒並みプランテーションが試みられていたのだ。けれども土地も狭く労働力も少ないセントヘレナ島のコーヒーはそのまま忘れ去られた。1815年に夢破れたナポレオンの配流される83年前の話である。

今日では当時の貴重なイエメン産のコーヒーの直系として珍重されているらしい。

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