コーヒの浸透
コーヒーのドイツ社会への定着を推し量るとき、各都市におけるカフェの開業はよい目安になる。ついでだから欧州主要都市と比較して列挙する。
- 1645年 ヴェネツィア
- 1650年 オックスフォード
- 1652年 ロンドン
- 1659年 マルセイユ
- 1663年 アムステルダム、デンハーグ
- 1672年 パリ
- 1679年 ハンブルク、ブレーメン
- 1883年 ウィーン
- 1686年 ニュルンベルク、レーゲンスブルク、プラハ
- 1687年 ケルン
- 1694年 ライプチヒ
- 1697年 ヴュルツブルク
- 1700年 ダンツィヒ、ヴィッテンベルク
- 1708年 ハルバーシュタット
- 1712年 シュトゥットガルト
- 1713年 アウグスブルク
- 1721年 ベルリン
北海経由と、ドナウ川経由を色分けしておいた。あくまでも最初のカフェの開業だから、コーヒーの伝播自体は少し遡ることは申すまでも無い。ドイツ最初のカフェはハンブルクだったとは。バッハが生まれる6年前の話である。
« コーヒーのドイツ侵入 | トップページ | ミル »
« コーヒーのドイツ侵入 | トップページ | ミル »
コメント