ブラームス神社

  • 道中安全祈願

おみくじ

  • テンプレート改訂しました

独逸日記

  • ドイツ鉄道博物館のおみやげ
    2012年3月28日から4月4日まで、次女の高校オケのドイツ公演を長男と追いかけた珍道中の記録。厳選写真で振り返る。

ビアライゼ

  • Schlenkerla
    自分で買い求めて賞味したビールの写真。ドイツとオーストリアの製品だけを厳選して掲載する。

カテゴリー

« みずかめ座同盟 | トップページ | 美術館改装オープン »

2015年1月25日 (日)

もう一つの大陸封鎖

ナポレオンが英国に対して仕掛けた制裁として名高いのだが、実はコーヒーに関して別に興味深い事例がある。ドイツ人のコーヒー好きに関係するのでブラームスの時代とははずれるが言及しておく。

第一次世界大戦の前年ドイツは16万トン強のコーヒーを消費し全てを輸入に頼っていた。そのうちの85%がハンブルク港を経由してドイツに入った。残り15%のほとんどがブレーメンだったらしいから、地中海経由はむしろまれだったと考えてよい。

第一次世界大戦が勃発すると、北海の制海権を握る英国がドイツへのコーヒー流入阻止を目論む。ドイツにとっての頼みの綱はオランダ。永世中立国ベルギーを蹂躙して始まった第一次世界大戦だから、ベルギー経由をアテに出来ない事情があった。オランダ領ジャワのロブスタ種をオランダ経由で受け入れる以外に方法はなかった。

1816年11月になって、オランダも英国の圧力に屈する形で対独コーヒー禁輸に踏み切る。国内で生産できないコーヒーの兵糧攻めだ。非常時とあって国民生活を犠牲にして軍隊へのコーヒー供給を優先してしのいできたが、これにも限界があった。

キールで発生した水兵たちの反乱は、発生直後に港の倉庫にあったコーヒーを略奪した。まさにドイツの息の根を止めた大陸封鎖だ。

« みずかめ座同盟 | トップページ | 美術館改装オープン »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: もう一つの大陸封鎖:

« みずかめ座同盟 | トップページ | 美術館改装オープン »

フォト

ブラームスの辞書写真集

  • Img_0012
    はじめての自費出版作品「ブラームスの辞書」の姿を公開します。 カバーも表紙もブラウン基調にしました。 A5判、上製本、400ページの厚みをご覧ください。
2020年9月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      
無料ブログはココログ