3つの口
「お袋」「胃袋」「堪忍袋」をもって「3つの袋」と称し、結婚披露宴のスピーチに盛り込まれることが多い。今や有名になり過ぎたが面白い。本日のタイトル「3つの口」はこれに類する話である。
「3つの口」とは私のブログ運営の心得である。
1つ目は「切り口」だ。ブラームスネタに限るという大前提は譲れぬとして、ブラームスに関する話題の着眼が新鮮であれと常に自分に言い聞かせている。この着眼がつまり「切り口」である。作品解説やお奨めCDなどの切り口では、独自性を発揮しにくいと考えている。
2つ目は「語り口」だ。新鮮な切り口で取り上げた話題も、ふさわしい言い回しを得て初めて説得力を持つと考える。個々の記事の中の構成はもちろんのこと、前後の記事との連携もここに加えて良い。
最後3つ目は「減らず口」。ことブラームスに関しては「一言多い」くらいがちょうど良い。2033年5月7日までの継続を考えた場合、どんな些細なネタにでも飛びつかざるを得ない。普通なら1本の記事でおさまるネタでも、何とか膨らませて数本の記事にするためには、「沈黙は金」などとカッコをつけている場合ではない。
「切り口」「語り口」「減らず口」の口3つ。
スペシャルコンサートまであと14日。
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