とっておき
元々は「取って置いたもの」という意味だろう。いざというときのための備蓄を想像させる言葉だ。転じて「大切なもの」「特別なもの」の意味を獲得していると思われる。
わがブログ「ブラームスの辞書」にもある。記事を思いついた段階から、「これはすごい」と感じているネタがあるのだ。それが思いのままに記事になったときの嬉しさは格別だ。そういう記事は公開の日取りも念入りに決められる。記事本文には「これはとっておきだ」等の表現は入れないから読者には一切わからぬが筆者本人は満を持しているというわけだ。
ところが、面白いことにその手の記事に対する読者の反応は得てして鈍い。コメントはつかぬことの方が多い。うっかりコメントを貰うとまんまと舞い上がってしまうこともあるからちょうどいいのかもしれない。
スペシャルコンサートまであと21日。
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