室内楽ツアー
本日からブログ「ブラームスの辞書」開設10周年記念企画として「室内楽ツアー」を始める。周知の通りブラームスは19世紀屈指の室内楽メーカーだ。彼を扱うサイトや書物では、室内楽の記述に高い比重がかかっているケースが多い。ところが私は天邪鬼で、カテゴリー室内楽は記事の本数の上では、歌曲にも遅れをとってきた。このたびその遅れを一気に取り返すべく、あらたな取り組みを開始する。
ブラームスの室内楽、二重奏から六重奏まで全24曲に、ロ長調三重奏曲の改訂版と、いわゆる「FAEソナタ」を加えた26曲を対象とし、原則として作品番号順に室内楽記事を発信する。毎日お読みいただくことで、ブラームスの室内楽の歴史を疑似体験することができるよう、発信の順番を工夫する。未出版の室内楽についての話題もそれらにはさみながら進めてゆく。「ビール」「鉄道」「コーヒー」「ビスマルク」「地名」のような脱線御免のドイツネタではない。ブログ本来のノリに立ち返ることで、10周年のケジメとする。
毎度毎度のお約束で、「お勧めCDネタ」や「作品解説ネタ」を注意深く避けながら、ブログ「ブラームスの辞書」ならではのおバカなワールドを形成するのが狙いである。
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