Sinfonia in B
怖いもの見たさここに極まる感じのCDに出会った。ブラームス初期の2大室内楽、FAEソナタとピアノ三重奏曲第1番op8のオーケストラ編曲版。ため息しか出ない。しかもピアノ三重奏曲は1854年の初版だ。ゲテモノ、キワモノと言って距離を置くのは簡単だが、こらえきれずに2300円で入手。
そのピアノ三重奏曲オーケストレーションが「Sinphnia in B」と名づけられて、アルバムのタイトルになっている。
気に入った。特に第3楽章の主要部が木管の重厚なアンサンブルになっている。ファゴットとクラリネットが主導する、渋い音色がブラームスっぽい。
「おすすめCDネタ」に走らぬという宣言をいきなり、蹂躙して堂々の発信である。
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