ブラームス神社

  • 道中安全祈願

おみくじ

  • テンプレート改訂しました

独逸日記

  • ドイツ鉄道博物館のおみやげ
    2012年3月28日から4月4日まで、次女の高校オケのドイツ公演を長男と追いかけた珍道中の記録。厳選写真で振り返る。

ビアライゼ

  • Schlenkerla
    自分で買い求めて賞味したビールの写真。ドイツとオーストリアの製品だけを厳選して掲載する。

カテゴリー

« 今更の言い訳 | トップページ | poco stringendo »

2015年6月26日 (金)

10代のカルテット

ベートーヴェンの弦楽四重奏曲を数多く初演したのが、ウィーンのシュパンツィヒ四重奏団だ。1794年にリヒノフスキー侯爵の屋敷での演奏を目的に設立され、最初リヒノフスキー四重奏団と名乗っていたが、ほどなく第一ヴァイオリンのシュパンツィヒにちなんで、シュパンツィヒ四重奏団と改名した。

設立当時のメンバーを以下に記す。

  • 第一ヴァイオリン イグナーツ・シュパンツィヒ 18歳
  • 第二ヴァイオリン ルイ・シーナ 14歳
  • ヴィオラ フランツ・ヴァイス 16歳
  • チェロ ニコラウス・クラフト 16歳

いやはや驚嘆すべき年齢構成だ。世界最初のプロの弦楽四重奏団で、ベートーヴェン諸作品の初演者でもあり、相当に著名な団体なのだが、この若さには恐れ入った。もちろんメンバーの交代は時々起きていた、創設時のこの若さを見て、次女たちのピアノ五重奏団を思い出した。全員が同級生の高校2年生だったからほぼ17歳だ。当時、彼らの示した気迫に心底感動したが、早熟でもなんでもないのだ。

« 今更の言い訳 | トップページ | poco stringendo »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 10代のカルテット:

« 今更の言い訳 | トップページ | poco stringendo »

フォト

ブラームスの辞書写真集

  • Img_0012
    はじめての自費出版作品「ブラームスの辞書」の姿を公開します。 カバーも表紙もブラウン基調にしました。 A5判、上製本、400ページの厚みをご覧ください。
2025年1月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
無料ブログはココログ