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2015年6月 4日 (木)

粒より

本来ワイン製造に関する用語。完熟した葡萄を1つ1つ丁寧に摘み取って得られる果実からとられた果汁を原料にして作られるワインのこと。アウスレーゼの訳語と思われる。丸々と熟した甘~い葡萄を思い浮かべる。同じ房についていても、選ばれる粒と選ばれない粒があるので、「粒より」と呼ばれるのだと思い込んでいる。基準を満たした房を丸ごとよりは、質の高いワインになるのだという。

「粒より」という言葉を聞いて思い出すシーンがある。弦楽六重奏曲第1番第4楽章の終末も近い468小節目だ。次第に推進力とダイナミクスを落としてきた音楽が、ゴールに向かって息を吹き返すところだ。「Animato,poco a poco piu」を合図に第一ヴィオラが奏するアルペジオがある。ここから12小節の間演奏を引っ張る役目は明らかだ。ヴィオラ弾きとしては気持ちのいい見せ場だが、この「p leggiero」にスタッカートが伴ったアルペジオが、まさに「粒より」な感じなのだ。ダイナミクスこそ「p」なのだが一つ一つの音の粒をハッキリクッキリと聞かせねばならない。そうしたニュアンスに「粒より」という言葉がピッタリだと感じている。

プチプチの粒より感が出せれば合格である。

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