連弾ピアノトリオ
ピアノ三重奏の変形。ピアノ、ヴァイオリン、チェロを用いるのだが、このうちピアノが連弾になっている。ブラームス自身はこの編成で曲を書いていないが、以下の作品がこの編成用に編曲されている。
- .弦楽六重奏曲第1番
- ピアノ四重奏曲第1番
- ピアノ四重奏曲第2番
- ピアノ五重奏曲
- 弦楽六重奏曲第2番
- 弦楽四重奏曲第1番
- 弦楽四重奏曲第2番
- ピアノ四重奏曲第3番
- 弦楽四重奏曲第3番
以上だ。弦楽五重奏2曲とクラリネット五重奏は存在しない。ピアノ四重奏曲をやるつもりで、メンバーを集めたら、ヴィオラ弾きが急遽来れなくて、たまたま居合わせたピアニストに連弾の片割れをお願いするケースだ。ヴィオラ弾きの私としては、「何の嫌がらせだよ」という感じがする編成なのだが、キッチリ出版されていたところを見ると、需要があったのだと解さざるを得ない。
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