ワルツの室内楽版
ブラームスのブレークは、ハンガリア舞曲だった。1868年に出版されると楽譜が売れに売れた。その影に隠れてはいるのだが、家庭への浸透という意味で忘れれはならないのがワルツだ。今では15番だけがやけに有名だが、連弾用独奏用としてそこそこ売れた。
どれだけ重宝されていたかを量る目安が、他編成への編曲だ。まずはブラームス自身の編曲によるものを列挙する。
- ピアノ連弾版 これはオリジナル。
- ピアノ独奏版
- ピアノ独奏版 簡易バージョン
- 2台のピアノ版
さらに他人の編曲ながらブラームス存命中に出版されたものを以下に挙げる。
- ピアノ連弾とヴァイオリン 1880年
- ピアノ連弾とヴァイオリンとチェロ 1879年
- 弦楽四重奏版 1893年
何かと愛されている。
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