アダージェット
グスタフ・マーラーの第五交響曲は、思い出の曲。大学オケ生活最後に演奏した曲だ。このとき亡き妻は大学オケデビュウで、セカンドヴァイオリンを弾いた。アンコールに第4楽章を演奏した。それが「アダージェット」だ。弦楽器とハープだけで演奏され、マーラー自身の結婚が反映しているとも言われる美しい楽章。
我が家との因縁で申せば、この作品に触れたことが、長女の名づけを決定づけた。中学までは「変な名前」と首をかしげていた長女本人も、今では気に入っている。
さらに因縁が加わる。このほど次女たち高校オケの後輩がこの第4楽章アダージェットに挑むことになった。弦楽器とハープのアンサンブルという意味では「カバレリアルスティカーナ間奏曲」に近いかもしれない。彼女らオケの本領発揮にはうってつけだ。
マーラーの妻はアルマという。1879年8月31日生まれ。つまり今日は誕生日だ。
« 前半戦MVP | トップページ | ハーフタイムショウ »
コメント