ラップタイム
ヴァイオリンソナタ第1番第一楽章のテンポについて盛り上がっている。29小節の始まり、36小節の始まり、43小節の始まりで、曲頭からの演奏時間を測ってテンポを計算で割り出す作業が楽しかった。
スマホのストップウォッチ機能に大変お世話になった。スタートを押して、ストップを押すまでの所要時間が測れるというのが、本来の意味のストップウォッチなのだが、その機能だけしか使えないと、3度再生しなければいけない。数種類ならまだしも68種類のCDで測定するとなると大変なことだ。
ところが、スマホのラップタイム測定機能は素晴らしい。演奏の始まりでスタートキーにタッチするのは変わらないが、演奏が29小節、36小節に差し掛かったところで、「ラップタイム」のキーをタップし、最後の43小節目でストップを押せばいい。
ストップウォッチ機能に頼ると、最低3度再生せねばならないのに対し、ラップタイム機能を使うと1度の再生で済む。これはかなりな節約だ。測定がサクサクすすむ。
しかも計測は百分の1秒単位だ。表示窓目視だと1秒単位になるので大きな誤差になる。29小節と36小節を起点に、たった7小節間を測るとなると、1秒の誤差でメトロノーム値にして12.7の誤差を生む可能性がある。この誤差は巨大で、放置すると分類パターンの作成には大きな支障になる。これが100分の1秒となれば、誤差はメトロノーム値にして1未満になる計算だ。12.7ともなれば人間の耳でも峻別可能だが、1未満なら正真正銘の誤差扱いが可能になる。
暑いのにオバカな話がとまらぬ。
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