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2015年10月17日 (土)

フェイクもどき

ソナタ形式楽章で、提示部の末尾にリピート記号がついている場合と、そうでない場合とがある。今話題のヴァイオリンソナタ第1番は、提示部の末尾にリピート記号を置かないパターン。これらのパターンのうち提示部に続く展開部の冒頭で、第一主題が原調で提示される場合がある。

交響曲第4番、ピアノ四重曲第1番がその代表だ。楽器の使い方を含めて、第一主題の冒頭が正確に模倣されている。つまり、その瞬間聴き手に、リピート記号によって冒頭に戻ったと錯覚させる効果がある。

ところが、ヴァイオリンソナタの第1番は、リピート記号なしで、なおかつ冒頭主題が原調で回帰するパターンだが、聴き手はリピート記号があったとは錯覚しない。なぜなら主題を奏するのが冒頭と違ってピアノになっているからだ。さらにヴァイオリンはピチカートによって和音を指し挟んでいる。同ソナタ初のピチカートの出番であり、その響きは冒頭からそこまでの流れとは一線を画す。

展開部に入ったということがバレバレになる。その先の展開部は、調を変えながらしばしば第一主題がほのめかされ、再現部が準備されること5回に及ぶ。じらしもいいところだ。

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コメント

親2さま
一度提示済の旋律が仄めかされて、懐かしい気持ちになるのは、クラシック音楽の王道のような気がします。
特に命名されては、いないと思いますが、おっしゃる場所はわかりますよ。

既に言及されていたらごめんなさい

作者は違いますが、
ドボ8 第2楽章の冒頭部が第2楽章の最後に曲の流れ
のなか変化して再現されるところが、なんだか刹那く
て好きです
分かりますかね?

ブラームスの
バイオリンソナタ第1楽章の7分目くらいにも
同じように、曲の流れのなかで冒頭が再現される
ところがあり、ああ!と思いだします

個人的には、最後の方にして欲しかったんですが、
知らない内に、『あっ、これ知ってる、あぁ、』
って言う感じは心地よいです

こう言う効果には名前があるんでしょうか?

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