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2015年10月 5日 (月)

閾値

難しい漢字で、微妙な意味。生体が成分の効果を感じることが出来る最小の濃度とでも申し上げておく。砂糖の甘みの「閾値」と言えば、人間が甘みを感じる最小の濃度ということになる。個人差はあるに決まっている。コンディションにもよるに違いないが、概念としては理解できる。

さて、ヴィオリンソナタ第一番第一楽章36小節目のテンポを、CDの演奏時間から割り出す試みを続けてきた。「1分間あたりの四分音符の数」を算出して比較するという手法だ。

たとえば、お気に入りのヴォルフガング・シュナイダーハンの演奏では下記のようになっている。

  • 冒頭      144.0
  • 29小節目   140.0
  • 36小節目   148.2

これを元に「分類型314」だと判定した。29小節目でテンポを落とし、36小節目ではテンポが上がり、かつそのテンポが冒頭のテンポを上回るパターンだ。実はこのパターンを採用する演奏が最も多いと結論付けた。

シュナイダーハンさんのテンポ設定は微妙だ。「1分間に四分音符144個」→「同140個」→「同148.2個」という変化を、ご本人が意識していたかどうか。メトロノーム値で感じていたとは、思えない。「このくらい」というアバウトな感覚だろう。共演するピアニストとの打ち合わせの際にもメトロノーム値なんぞ持ち出してはいるまい。

そして我々聴き手だ。1分間あたり四分音符数個の出し入れを本当に感じ取れるのか。つまり「テンポの閾値」だ。メトロノームを「140」「144」「148」とセットして違いが毎回正確にわかるかどうかという話である。

もしも判別が不能なら、シュナイダーハンさんは314型ではなく、333型のインテンポ貫徹派と捉えなおさねばならない。

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