分布調査
昨日の記事「Drei D」で、ヴァイオリンソナタ第1番全体にちりばめられた「レッレレー」の音型について一般論を述べた。話自体は目新しいものではない。ブログ「ブラームスの辞書」としては、その「レッレレー」を数えてみようと思う。「多い多い」と言ってるばかりでは議論にならないからだ。
調査の前に定義を明らかにする。
- 4分音符+8分休符+8分音符+付点4分音符
- 8分音符+16分休符+16分音符+付点4分音符
- 休符を除く3つの音の高さが変わらない。「D」に限らずカウントする。
- 最後の音符が、直前の音符より長い。「レッレレー」は○だが、「レッレレ」は×。
- 冒頭が付点になり、次の休符が脱落したケースはカウントしない。
拡大調査として以下も別途カウントする。
- 3つ目の音で、高さが変化するケース。「レッレファー」のようなパターン。
- レッレレー」を構成する3つの音のうち、一部または全部が和音になっているケース。
明日以降順次結果を発表する。
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