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2015年11月 4日 (水)

CDに込める意図

CDに収録される曲の選択やその順序には、しばしば誰かしらの意図が込められる。演奏者の意図、ディレクターの意図、スポンサーの意図などさまざまな階層の関係者の意図が込められるのが普通だ。

ブラームスのヴァイオリンソナタの場合、全3曲を1枚に収めるというパターンが大変多いが、このパターンの場合は多くが、スタジオ録音だ。ライブにしても全3曲が同じステージでということは少ない。ブラームスヴァイオリンソナタ全集を意図するケースだ。

その他には、3曲から1つまたは2つが取り上げられ、他の作品と組み合わされることがある。この場合にもやはり何らかの意図の反映だが、聴き手には伝わらないことも多い。

その意図がうれしいくらい明確なCDにであった。ブラームスのヴァイオリンソナタ第1番に続いて収録されているのが、ヨアヒムの「3つの小品」。さらに続けてグスタフ・イエンナーのヴァイオリンソナタ第一番だ。

ヨアヒムはブラームスの親友で19世紀最高のヴァイオリニスト。作品だって残っている。イエンナーはほぼ唯一といっていいブラームスの作曲の弟子だ。ブラームスに関係浅からぬ人物の作品がおさめられているということだ。

しかも、ジャケットには、元になった歌曲「雨の歌」のテキストが掲載されている。

思わず記事にしたくなるくらい嬉しい。

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