切り上げ時
次女の名付けに関与しているからと、言い訳を重ねつつ展開してきたオプショナルツアー「雨の歌」は、間もなくお開きとなる。何故今日この記事なのかは、ささやかなこだわりだ。
1879年11月8日ボンにおいて、ヴァイオリンソナタ第1番が初演された。9月に始めたツアーを本日まで引き伸ばしたのはまさにこのため。
室内楽に限らず、管弦楽曲などの器楽は、作曲するそばから初演された。夏に作曲された新作が、秋から始まる演奏会シーズンに入ると、出版を待たずに手書き譜で初演されるというルーチンが出来上がっていた。5月に「室内楽ツアー」を始めたから、12番目の室内楽である弦楽四重奏曲第3番までは、ブログでの言及が初夏から夏になり、言及の期間に初演日がやってこない。
これ以降初演日が、室内楽ツアーでの立ち寄り期間の中にやってくる曲が出てくる。その都度華々しく紹介することにする。
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