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2015年11月23日 (月)

知らぬが仏

マッコークルに目を通すことが増えたお陰で、困った情報も目にするようになった。

ブラームスが他の作曲家の作品を編曲した作品のうち、現在まで伝えられていないものが列挙されている。ブラームスと知人の手紙等で言及されているので存在が推定されていながら、楽譜が失われているケースだ。

この中にベートーヴェンの弦楽四重奏曲第9番ハ長調「ラズモフスキー第3番」の第4楽章のピアノ編曲がある。中学高校とベートーヴェン大好き少年で、大学に入ってヴィオラを始めた初心者にとって、この楽章は夢の楽章だ。ベートーヴェンらしい長大なフーガがヴィオラによって開始されると、昨日言及した通りだ。

室内楽のフィナーレで、長大なフーガをヴィオラが先導するといえば、弦楽五重奏曲第1番がある。こちらはヘ長調だが、イメージだけは似ている。

ブラームスによるピアノ編曲があったとは驚きだ。けれども現実には伝えられていなくて出来映えを確認出来ないのは拷問に近い。こんなことなら知らない方がましだ。

もっとある。

シューマンのピアノ五重奏曲のピアノ連弾用編曲だ。同じシューマンでもピアノ四重奏の方はキッチリと伝えられていて、CDも出ている。五重奏も聞きたかった。

いっそ何も知らなければ平和だったのだが。

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