秋の深まり
ブログ「ブラームスの辞書」の開設10周年を記念する「室内楽ツアー」だから、5月立ち上げになるのは順当なところだ。次女の二十歳の誕生日がある9月にはヴァイオリンソナタ第1番を特集することも、日程構成上の必須事項であった。
しかし今少し想定外の寂しさに悩まされている。
ヴァイオリンソナタ第1番特集を終えるのに11月上旬までかかったから、あたりは秋だ。元々「ブラームスの室内楽は秋に」と思われているせいもあって、諸作品への言及は秋の深まりとパラレルに進むことになる。これは非常にさびしい。企画がエンディングに向かって走り出しているのが身に染みる。
企画のエンディング自体は年明けになるから、そのころには気分も変わるに違いないが、今は何かとさびしい。
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