余白の調節
現在継続中の室内楽ツアーは、作曲家ブラームスの人生に大きな空白もなく生涯にわたり、満遍なく配置される24作品を作品番号順に顧みることがコンセプトになっている。
総数で122に及ぶブラームス作品のうち、最初の室内楽op8のピアノ三重奏曲ロ長調から、最後の室内楽op120-2クラリネットソナタ第2番まで偏りがない。作品番号の空白は最大で10にとどまる。
- ホルン三重奏曲op40と弦楽四重奏曲第1番op51の間
- 弦楽四重奏曲第3番op67とヴァイオリンソナタ第1番op78の間
- 弦楽五重奏曲第1番op88とチェロソナタ第2番op99の間
これら3度、すべて中10作だ。わざとかっていう感じ。おバカな偶然収集家。
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