記事の周期
2005年5月にブログ「ブラームスの辞書」を立ち上げてからしばらく、約3ケ月くらいの間、ブログへのアクセスは数える程だった。今でこそ、週間2000アクセスも珍しくなくなったが、当時は週間50アクセスあたりをうろついていた。それでも毎日記事は更新していたということは、最初のころの100本くらいまでの記事は、ほとんど読まれていないと考えてよい。
初めての自費出版本「ブラームスの辞書」の宣伝のために立ち上げたので、最初の方にこそ熱心なPRの記事が集中しているのに、あまり読まれていないのは皮肉なことである。
だからという訳ではないのだが、実は記事の内容は少しずつ繰り返されている。カテゴリー「出版の周辺」を背負った記事にその傾向が強い。「ブラームスの辞書」の執筆の意図や見所を盛り込んだ記事は、あくまでもあからさまにならぬように気を遣いながら内容のリプレースをしている。毎日更新を継続したい一心の苦し紛れや、記事の枯渇を補う横着は、厳に慎みながら、著者としてアピールしたいポイントを打ち出している。
記事のバックナンバーの検索がホームページほど楽ではないからこういう配慮も必要だと思っている。
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