辞書の用途
一般に辞書は、わからない言葉の意味を調べるために用いられる。
我が「ブラームスの辞書」も「辞書」を名乗っている以上、意味調べの用途を想定している。単語や語句をアルファベット順に並べるという体裁も一般の音楽用語辞典と何等変わるところはない。筆者個人の意見を遠慮無く盛り込んでいるから、エッセイの要素も混入しているものの辞書として使うに差し障りはあるまい。
これとは別に著者である私が考える用途を列挙してみる。
- 譜読みの友 実際にブラームス作品を演奏しようと試みる演奏者が、演奏に先立って行う譜読みでのガイドブック。
- 鑑賞の友 作品を聴いて、興味深く感じた箇所の楽譜の成り立ちを探求しようと考える人々とってのガイドブック。
- ブラームスネタでレポートを書きたいと志す人にとってのネタの集大成。
- ブラームスネタで一晩飲み明かしたいと考える人々にとってのネタ帳。
- ブラームス好きのための子守歌。
- 集中講義「ブラームス学」のテキスト。
- 「ブラームスのめり込み度」を計るものさし。
- 重り。
- ブログ「ブラームスの辞書」の記事のネタ本。
- 私の名刺代わり。
- 子供たちへの贈り物。
- 枕。
なかなか多機能である。私なら10000円でも買う。
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