面接無敵
次女後輩オケのドイツ公演。思うにすごい経験。春夏合わせれば数十校が参戦出来る甲子園よりもさらに貴重なチャンス。いったいどれだけの高校生が、部活の成果を海外で披露できるのだろう。
クラシック音楽を扱う部活の高校生が、その成果をドイツで披露できるこのとの凄さをかみしめている。そこで獲得した価値観と経験を元に、時間と面接相手の反応を見ながらネタの取捨選択をして、少々の誇張と省略を織り交ぜれば、入試に伴う面接は無敵だろう。「高校時代がんばったことは?」という質問は思う壺でさえある。
さらにだ。
その後に控えるスペシャルコンサートまでを含む、2年1か月およそ760日の経験は、物事に打ち込むという意味で完璧だ。学生生活のその先にある就活においてさえ威力を発揮するに違いない。個と組織、組織と個、会社に入れば生涯問われ続ける難問に対する一つの方向性にもなりうる。
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コメント
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返信ありがとうございます。
そう、私も引きずっているのです。。。
そんな自分をブラームス的と思う、と言ったら怒られますかね?
投稿: 海鳥1960 | 2016年4月12日 (火) 19時43分
海鳥1960さま
これはこれは、お久しぶりです。
あまりに、シリアスなコメントで、お答えするのをためらっておりました。オケに所属していた娘本人はとうの昔に引退したというのに、私自身がいつまでも引きずっています。もはや親バカては、説明不能な趣味の域で、釣りやゴルフと同等でございます。
よろしかったら、5月15日スペシャルコンサートにおいでください。
投稿: アルトのパパ | 2016年4月12日 (火) 06時20分
お久しぶりです。
貴殿と同様、娘を高校オケの部活に置いていた者です。
基本的に仰ることに同意しますし、ご息女の高校オケの素晴らしさも理解しています。
しかし世の中にはそうでない高校、部活も多いかと思い、余計なひと言を書かせて頂きます。
とはいえ、板を汚したくないので多くは書きませんが。
我が娘の高校オケは、とても成長の糧になるような活動とは思えませんでした。
指導者と環境の問題ですが、理想や夢の共有すらなく、評価や比較から逃げ続け、ただ誤った自己評価あるのみ。
それは娘の報告以前に、演奏会の音を聞くだけで判りました。
もちろん然るべき場で問題を指摘し改善を求めましたが、異端者とされ傷つきましたよ。
親の介入の是非とその限度に悩みましたが、「あんな部活にいたらロクな人間にならない」と、最終的に本人の納得の上で退部させたものです。
娘の高校も毎年ウィーンに演奏旅行に行きました。
しかし私は内心「あの雑音を海外で撒き散らすのか」と苦々しく思っていました。
ヘタ自体が許せない訳ではないが、しかし許せないヘタが、世の中にはあると思うのです。
すみません、やっぱり板汚しでした。お許しください。
娘にはあの部活の何が問題だったか、なぜ辞める判断をしたか、を大事にしろと諭しています。
投稿: 海鳥1960 | 2016年4月11日 (月) 19時20分