フリードリヒウイルヘルム3世
プロイセンの王。在位は1797年から1840年まで。運悪くナポレオンの絶頂期と重なったために評価は微妙。ナポレオンに惨敗を喫するも滅亡だけは免れた。のちのドイツ皇帝ウイルヘルム1世の父でもある。ブラームスがハンブルクで生まれた頃のプロイセン王だ。
音楽に造詣が深く、ベートーヴェンが第九交響曲を献呈したことで音楽史にもキッチリと名を残している。ドイツの軍隊行進曲の整理編纂に務めるなど音楽面での功績はまことに大きい。何と作曲もした。
代表作「Preussier Prasentiermarsch」(プロイセンプレゼンティア行進曲)は現在でも演奏されるが、作曲年不詳。おそらく即位前の作曲だと言われている。
スペシャルコンサートまであと18日
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