空のハンザ
「空のハンザ」とはドイツ最大の航空会社「Lufthansa」の直訳。中世後期北ドイツ北海沿岸の都市同盟とひとまず理解しておく。「Hansa」は当時のドイツ語で「団体」のこと。よく言われる「ハンザ同盟」は重訳気味だ。
1926年複数の会社が合併して成立したが、第二次大戦の敗戦で一旦解散させれらた。敗戦国は飛行機を飛ばせないというのは日本と事情が同じだ。その後民間航空が解禁された際、ケルンを本社として西側の航空会社として発足したのがルフトハンザだ。どう見ても北海沿岸とは言えないケルンだが、ハンザ都市とされている。本社ケルンでハンザを名乗るにあたっては、律儀なドイツ人たちは、そのあたりの辻褄には念を押しているものと思われる。
旅客数では欧州第二位、世界で9番目。スターアライアンスの創設メンバーでもある。ドイツ語圏各国のフラッグキャリアを傘下に収める多国籍企業の一面も。2010年のドイツ企業売上高ランキングでは21位。世界では246位だ。
だからという訳ではないが
頼むぞルフトハンザ。
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