美術史
「音楽の歴史」といえば歴史的事項のうち音楽関連の記事を抜き出して列挙することで概観することが出来るには出来るが、それだけを見ていると事態を見誤ることもある。抽出もとの歴史を常に参照しながら考察をしないと時代の空気を読みそこなう。「作品史」「様式史」「演奏史」「受容史」などの総称でもある。
同様なことが美術にもあてはまるに決まっている。「美術史」だ。美術ネタを最近連ねていてつくづく感じる。私の「美術史」の知識は「音楽史」に比べて極端に薄い。というより「ゼロ」だ。もしかすると美術史について相応お知識を持ち、それを音楽史とマッチングすることで、音楽そのものへの理解がとりわけ深まるのではあるまいか。
さらに申せば「文学史」でも同様なのではないだろうか。
問題は私の理解力だけのような気がする。ブラームス本人は、文学や美術への興味を隠さなかったと複数の友人が証言している。記事確保の観点からも将来手をつける価値がありそうだ。
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