ミヒャレク
ルートヴィッヒ・ミヒャレクという画家だ。晩年のブラームスのお友達らしいが、どうも人物像をつかめない。ミラー・ツー・アイヒホルツ邸での食事にブラームスと同席していたとホイベルガーが証言する程度だ。
死の床に横たわるブラームスのスケッチを残した。スケッチには1897年4月3日の日付が書かれているから、臨終の当日部屋に入ることを許されたと考えられる。それほどのお友達だ。他に最低2つはブラームスの肖像画が伝えられている。
「自室の窓辺にて」という作品がお気に入りだ。ピアノの前に立つブラームスの後方には、開け放たれてた窓。そこには堂々たるカール教会の威容が描かれている。ブラームスと言えば「カールスガッセ」だから、カール教会を取り入れた構図はとても自然である。
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