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2016年7月25日 (月)

教皇の本名

ローマ教皇の名前は就任とともに決定される。就任前には別の名前を持っている。これを仮に本名と定義する。前教皇ベネディクト16世の本名は、ヨーゼフ・アロイス・ラッツィンガーだ。バイエルン出身のドイツ人らしい。ドイツ出身の教皇の本名を以下に示す。

  1. ヨハネス12世 955年 本名オクタビアヌス
  2. グレゴリウス5世 996年 本名ブルーノ
  3. クレメンス2世 1046年 本名スイトゲン
  4. ダマスス2世 1048年 本名ポッポ
  5. レオ9世 1049年 本名ブルーノ
  6. ヴィクトール2世 1055年 本名ゲプハルト
  7. ステファヌス10世 1057年 本名フレデリク
  8. ニコラウス2世 1058年 本名ゲラルドゥス
  9. ベネディクト16世 2005年 本名ヨーゼフ・アロイス・ラッツィンガー

ドイツ人教皇ではあるのだが、現代のドイツ人男性の名前とはイメージがなじまない。本名が記録に残っている最初の教皇は561年のヨハネス3世で本名はカテリウスと云った。次に本名が判っているのは、955年のヨハネス12世まで待たねばならない。およそドイツ人らしくないオクタビアヌスだった。しばらく本名不明が続いて983年のヨハネス14世がペトロ・カネパノワだと判っている。ここまで本名判明の教皇が全てヨハネスだというおいしい偶然。

999年のジルヴェストル2世(本名ジュルベール)以降現代まで、本名が判明している。彼は最初のフランス人教皇だ。

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