恋人の名前
元婚約者アガーテの名前が音名に分解されて主題に採用されている話はしばしば出てくる。そんなことをされているのはアガーテだけだが、ヨハン・シュトラウス2世ともなるとなかなか華麗である。妻3人婚約者13人という話はけして大げさではない。このことが作品のタイトルにも反映している。
- アニカ・カドリールop53
- アデーレ・ワルツop424
- ヨゼフィーネ舞踏曲
- ファニー行進曲
- オルガポルカop196
- チェチーリエポルカ
- エリーゼポルカop151
- ヘレーネポルカop203
こうした華麗な遍歴は皇帝の覚えめでたきにはつながりにくい。暗殺事件の現場に居合わせて、皇帝を助けた勲功で肉屋を貴族に列したりしているのにヨハン・シュトラウス2世は宮廷舞踏音楽監督官止まりだった。当時皇帝の次に有名なオーストリア人は彼であった可能性が高いにもかかわらず、皇帝は貴族への取立てに同意しなかった。
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コメント
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親2さま
DVD三昧でしたか!
これはこれはうらやましい。
投稿: アルトのパパ | 2016年7月11日 (月) 17時36分
ヨシエ、ショウコ、ミエ
どうも和名女子では芸術的な感じがしませんね。
私の好きな大貫妙子のタエコも駄目かな、あっ今
久しぶりに彼女の「色彩都市」を聴いています。
アッサリとした曲調が、夏向きですよ。
サラッとこなすところが、女子高オケの演奏に似ている
ようで、、、
話しは変わりますが、次女達のニュルンベルク公演のビデオ
を見ました。6時間以上もぶっ続けでしたが、巨匠御用達の
芸術都市てんこ盛りですね。クララとシューマンが結婚式を
挙げた教会のパイプオルガン演奏なんて、きっと100回はご覧
になるのでしょう。私は2回見ました。
蒸し暑い日が多くなりましたが、
サクッと過ごしましょう。
投稿: 親2 | 2016年7月11日 (月) 15時29分