その他
分類放棄のおまじない、または免罪符。
分類項目の末尾に添えられているのが普通だ。「その他」があまり多いと分類項目の不備を疑わねばならない。数パーセント以内が妥当だと思う。「その他」の内訳明細が別項で示されているという笑えない資料も見かける。
お気づきの人も多いと思う。ブログ「ブラームスの辞書」のカテゴリーには「その他」はない。新体系はもちろん、旧体系においても存在しなかった。自然科学の観察結果ならまだしも、自分が書いた記事に「その他」などという分類の塗り残しがあってはいけない。その他となる記事が出現しないようなカテゴリーを設定しておかねばならない。
その他が出そうになったらカテゴリー新設の潮時だ。既存カテゴリーの枠内でどうにも窮屈になったら次の改訂を準備しなくてはならない。
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