非常用備蓄
5年前の震災で、脳味噌の働きが鈍ったことは記憶に新しい。およそ4年分の記事が備蓄されていた安心感、そして5月の連休を利用して何とか復旧したから、更新には支障が出なかったけれど、油断はできない。記事の塊としての企画も少しは備蓄があるとはいえ、本当にネタが涸渇したらどうするのか日ごろ考えておかねばならない。
ひとつの有力な候補がある。書籍「ブラームスの辞書」の総項目数は1167だ。これを毎日1本ずつ記事にするだけで1167本の記事が稼げる。「p」や「f」などの基幹用語なら数本の記事が書けるから1200本は固い。
書物の内容を著者自らネット上で公開するというのは、相当瀬戸際だ。長い目でみれば書籍の販売にはマイナスである上、正規の料金を支払って買い上げてくださった方々には申し訳が立たない。
ゴールに必要な10252本の記事の最後の1200本がこれにならない保証はない。
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