ブロガー
「ブログする人」という意味。「blog」に人を表わす語尾「er」が付着している構造から明らかである。特に断り無く使った場合は、「ブログの管理人」を表わすようだ。日本に何人いるのだろう。ブログだけで飯を食っている層が出現しているのかは不明らしい。
昨今、職業ライターとブロガーの境界が曖昧になってきているともいう。ライターと言うと何だかプロっぽい一方、ブロガーというとプロアマ混在で、ゲリラな香りもそこはかとなく漂っている。読み手の立場に立つ場合、あまり意味のある区別とは思えない。「記事が面白いか」「役に立つか」という切り口が全てだろう。特定のライターが好きで、彼の作品を全部読むというような層は考えにくい。繰り返すが記事が全てだと思う。
記事が全てだと思う一方で、ささやかな矛盾もある。つまらぬ記事の連発で世間から顧みられないブログであっても書き続ける限り、管理人はブロガーだということになる。
ブログ「ブラームスの辞書」の管理人たる私は、どう見てもブロガーの一人ということになる。ブログを書き始めて生活にアクセントが生まれたことは事実である。よい気分転換になってもいるが、始める前と組成が変わったという実感はない。やはり運営するブログが多くの人に読まれながら、長く継続したいと願う平凡なブロガーである。目指しているのは「平凡なブロガーによるオタクなブログ」である。ではあるがその達成度は自分では測れない。ブログへのアクセス状況から推定することが出来る程度である。
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