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2016年8月19日 (金)

辞書のイメージ

辞書の定義について辞書を引いてみるなどということは試みたことがない。私の著書は曲がりなりにも「辞書」を名乗っているのだから、本当は確認が必要なのかもしれない。

辞書は、必要に応じて目的とする語を調べることが主な使われ方だ。最初から通して読む人はほぼいない。読書感想文の対象にもなりにくい。紛れもなく書籍なのだが、読書の対象ではないのだ。ということはつまり「ブラームスの辞書」と名乗った瞬間に、読書の対象からははずれるリスクを自ら負ったということに他ならない。辞書の形態を借りたエッセイを目指したつもりなのだが、世の中甘くない。最初から通して読むことで浮かび上がる論旨も忍び込ませてあるのだが。

辞書と言ってもう一つ忘れてならないのが、重みだ。辞書といえばズッシリとした重量感がつきものである。ペラペラの冊子ではカッコがつかない。重さ厚みがとても重要だ。「ブラームスの辞書」は重さ660g、厚み27mmだ。予算の制約があったとはいえ、辞書としては微妙である。重さ厚みが欲しいからといって、文字を大きくしてページ数を稼ぐのはいただけない。辞書は文字が小さくなくてはカッコがつかないのだ。

もう一つ特徴的なこと。「辞書」という語はナポレオンという人物とセットで語られることが多い。「よの辞書の辞書に不可能はない」というセリフとともに思い出される。実際のナポレオン愛用の辞書がどこかに展示されている話は聞かないなどと食い下がるのは野暮というものだ。単なるたとえ話である。「ブラームスの辞書」は、このたとえ話を真に受けて成立しているのだ。作曲の際に手許において意味を確認したであろう単語・語句をジュラシックパークよろしく復元するというのが譲れないコンセプトになっている。

そしてそして、「ブラームスの辞書」というタイトルを著書と共有するブログもまた、そうした意味合いを持つ。記事が4000本を超えたことで、ようやく辞書たるにふさわしいボリュームがついてきた。簡単に全てを読破することをためらわせる分厚さが、辞書には相応しい。仮にそれが駄文の積み重ねであろうともである。

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