国定公園
国立公園に準ずる景勝地という意味だ。「国」という漢字が含まれているが、管理は都道府県になる。ひとまず定義は棚上げとして、この「国定公園」の英語訳は「Quasi-National park」となっていた。冒頭の「Quasi」は英語としては浮き上がっている。
「はあぁ」ってなもんだ。
その「quasi」はイタリア語だ。音楽用語として、ブラームスが全生涯で16回使用している用語として、「ほとんど~で」のほか「~っぽく」という解釈を試みておいた。
本件、「国定公園」が「国立公園に準ずる」という意味であるなら「quasi」には「~に準じて」の意味があることになる。「急行」に対する「準急」、「優勝」に対する「準優勝」、「決勝」に対する「準決勝」など、主たる単語の前に付着することで、その意味を減じる効果がある。
「ほとんど~で」「~っぽく」という解釈をしておいたが、そこでは「準じて」の意味が意識されていなかった。つまり「近似」と意識はしていたが、「超えてはいけない」とは感じていなかった。微調整語ではあるのだが、微調整の方向は抑制に限られている可能性がある。
これっておバカ?
« ステーキの焼き加減 | トップページ | ホーエンシュタウフェン朝 »
コメント