それは神の思し召しのままに
日本ブラームス協会編「ブラームスの実像」にブラームスの葬儀の様子が細かく記載されている。それはそれは盛大な葬儀だったことが解る。
カールスガッセの自宅を出た葬列は楽友協会を経由してドロテアガッセの教会に至る。そこで葬儀が営まれた。そのときに演奏されたのが本日のお題だ。メンデルスゾーンのアカペラの合唱曲だった。手許にメンデルスゾーンの作品一覧がないが、おそらくop47のことだと思う。
この選曲は一体誰の発案だろう。葬列が楽友協会に達した際にはブラームスの自作が演奏されたのに、肝心の葬儀で自作が選ばれずにメンデルスゾーンが選ばれた理由が気にかかる。
ブラームスはメンデルスゾーン大好きなことは確かだが、単にそれだけとも思えない。
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