ブラームス神社

  • 道中安全祈願

おみくじ

  • テンプレート改訂しました

独逸日記

  • ドイツ鉄道博物館のおみやげ
    2012年3月28日から4月4日まで、次女の高校オケのドイツ公演を長男と追いかけた珍道中の記録。厳選写真で振り返る。

ビアライゼ

  • Schlenkerla
    自分で買い求めて賞味したビールの写真。ドイツとオーストリアの製品だけを厳選して掲載する。

カテゴリー

« 語彙の確認 | トップページ | イタリア語の二面性 »

2016年10月10日 (月)

マルトゥッチ

ジョゼッペ・マルトゥッチ(Gieuseppe Martucci)1856-1909はイタリアの作曲家、ピアニスト、指揮者だ。オペラ一辺倒のイタリアの風潮に異を唱えたことで知られる。教育者としても名高くナポリ、ボローニャで教鞭をとった。

1888年5月旅行でイタリア・ボローニャを訪れたブラームスをマルトゥッチが表敬訪問した。このときの旅のパートナーであるヴィトマンの証言だ。マルトゥッチがイタリア語まくしたてるので当初は通訳が必要と思われたが、やがて意気投合した二人は通訳を必要としなくなった。マルトゥッチはこのときまでのブラームスの室内楽を全部暗譜していたらしい。主題を次から次へと歌ったのだ。ブラームス自らも歌いだし通訳が不要になったと証言されている。

このときまでに出版していた室内楽は18曲。ヴァイオリンソナタ3番と弦楽五重奏曲第2番、そして一連のクラリネット入り室内楽だけが未出版だ。18曲を暗譜していたとは素晴らしい。暗譜はしていないが、作品の主題を歌うだけなら私にだって出来る。これに交響曲、協奏曲を含めても歌える。

生涯に8回あったイタリア旅行は、必ずパートナーを連れて行った。それも音楽家ではない人物を選んでいる。旅行先で演奏をしたことは一度もないし、コンサートに出かけた記録もない。つまりイタリア旅行はブラームスにとっての息抜きなのだ。興味の対象は主に美術と建築だったらしい。だからこのマルトゥッチとの会見は異例である。

2人の歌合戦を聴いてみたかった。

« 語彙の確認 | トップページ | イタリア語の二面性 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: マルトゥッチ:

« 語彙の確認 | トップページ | イタリア語の二面性 »

フォト

ブラームスの辞書写真集

  • Img_0012
    はじめての自費出版作品「ブラームスの辞書」の姿を公開します。 カバーも表紙もブラウン基調にしました。 A5判、上製本、400ページの厚みをご覧ください。
2019年10月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
無料ブログはココログ