あてつけ
まずは以下の文章をお読みいただく。
メンデルスゾーンは常に純粋な様式の模範であり続け、際立った音楽的個性の持ち主として一般に認められるだろう。その個性はベートーヴェンのような天才の前では確かに見劣りするだろうが、ドイツの職人的音楽家の群れからは遥かに際立っている。
これがどうやらチャイコフスキーのメンデルスゾーン評らしい。チャイコフスキーはおそらく、この文章でメンデルスゾーンを誉めたいのだ。この発言がいつのものなのか確認中だ。
「ドイツの職人的音楽家の群れ」という言い回しが気になっている。ブラームスを念頭に置いた発言のような気がする。
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