希少価値
「めったに無いこと」「手に入れにくいこと」需要と供給のバランスが極端に需要側に振れてていること。主に良い意味で使われる。
単に世の中に存在する絶対量が少ないこととは区別しなければならない。単に在庫が無いだけでは欠品とは呼ばれず、在庫が無い状態のところに注文が舞い込んで初めて欠品と呼び得るのと似ている。世の中の絶対量が少ないにも関わらず、多くの人がこれを求める場合に希少価値が生まれる。
無理矢理ブラームスにこじつけながらの記事が4500本に近づいた。今後も毎日1本の割合で増えて行く。先の定義に従うなら、世の中に放出する記事の数が毎日増え続けるのだから、希少価値を減ずることにつながりかねない。記事の本数でいうとそういうことだ。
ところが、一人の素人が飽きもせず延々とブラームスネタを吐き出し続けているブログという切り口で見ると、記事の本数がたまればたまるほど世の中に2つと無い確率が高まって行く。こうしてみると希少価値が増加するとも言える。
少ない方が有り難みがあるだろうと言って更新が年に1度だったら、誰も振り向いてはくれなくなるから、ブログの存在価値はやはり記事の放出にある。記事一個一個の相対的な重みを減じてしまうことにつながるかもしれないが、記事更新の手を止めることは出来ない。難しいのはその場合の記事の水準の維持である。
世の中に2つと無いブラームスネタの宝庫に10000の記事が堆積しているなどということを想像すると楽しくなる。
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