リンク
詳しい定義はわからぬが、最早ネット用語としては説明不要の普及度だろう。
サイト上にURLを表示し、ワンクリックで目的のサイトを開けるようにする仕掛けのこととでも言うのだろう。大抵は「リンクを貼る」と用いられる。
便利だ。参照サイトや引用元情報を確実に掲示出来る。さらに検索エンジンによっては、検索実績に加えてリンク数や被リンク数も算定基準のひとつになっているとの噂もある。
実はブログ「ブラームスの辞書」はこの便利さを警戒している。ひと様のサイトへのリンクを貼らないことを原則としている。特定の書籍の情報に言及する場合には、出版社と書名の記載にとどめ、情報のリンクはしない。CDでも同様だ。さらに動画・画像の貼り付けもしない方針だ。
確たる理由は無い。便利過ぎるのだ。画像や動画の持つ半端でない訴求力も警戒の対象だ。
一方、自ブログ内の他記事へのリンクは、制限していない。記事と記事の配置の妙を売りにしているから、それをアピールするためにも自ブログ内リンクは良い方法と位置付けている。ビジターの読み進めの流れを邪魔しない範囲で上手に用いたい。
紛れもなく音楽系ブログでありながら、CDアフィリエイトやMIDI、あるいは楽譜ダウンロードも無い。演奏家や作曲家の画像もなければ、演奏の動画も皆無。おまけに譜例もゼロ。ツールはほぼ文字だけだ。
これが意図するところは何か。
つまり「辞書」である。
スペシャルコンサートまであと13日。
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