ブラームス神社

  • 道中安全祈願

おみくじ

  • テンプレート改訂しました

独逸日記

  • ドイツ鉄道博物館のおみやげ
    2012年3月28日から4月4日まで、次女の高校オケのドイツ公演を長男と追いかけた珍道中の記録。厳選写真で振り返る。

ビアライゼ

  • Schlenkerla
    自分で買い求めて賞味したビールの写真。ドイツとオーストリアの製品だけを厳選して掲載する。

カテゴリー

« 広く浅く | トップページ | 釣り »

2017年5月 5日 (金)

読める

思うに難解。

  1. 書いてある文字を声に変換出来る。
  2. 書いてある文書から筆者の意図を汲み取れる。

「読める」という言葉の用いられ方を観察していると上記2つの意味が混在していると思われる。

小学校1年生が国語の教科書を、間違えずに声を出して読めた場合には、ちゃんと誉められる。いわゆる音読でこれは上記1の典型的な例だ。私の英語は未だにこのレベルでもある。国語に限定して申せば大人になると上記1だけでは誉められない。中学以降上記2が強く求められる。長文読解問題ではまさにそこが試される。

さてさて本題。「楽譜が読める」と言い回された場合難解さに拍車がかかる。

楽譜の場合上記1に相当するのが、「演奏出来る」になるのか、書いてある音を言えるだけで足りるのかハッキリしない。単純に「譜読み」といった場合上記2のニュアンスであることが多い。「書いてある楽譜から作曲者の意図を汲み取る」と解して違和感が無い。まさに「ブラームスの辞書」が目指す領域だ。しかし、この「譜読み」の上達が必ずしも優れた演奏に繋がる訳でもないところが悩ましい。

音楽を頻繁に聴く人の中にも「私は楽譜が読めない」と自称する人は少なくない。義務教育9年間、音楽の授業を重ねながら「楽譜を読めない」と感じている人が少なくないというのは、あんまりな気がする。国語だったら大問題になっているハズだ。

« 広く浅く | トップページ | 釣り »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 読める:

« 広く浅く | トップページ | 釣り »

フォト

ブラームスの辞書写真集

  • Img_0012
    はじめての自費出版作品「ブラームスの辞書」の姿を公開します。 カバーも表紙もブラウン基調にしました。 A5判、上製本、400ページの厚みをご覧ください。
2025年3月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
無料ブログはココログ