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2017年6月 8日 (木)

クラウス・グロート

詩人。1819年生まれの1899年没。

1856年クララ・シューマンによってブラームスと面識を持った。ブラームスと同時代の詩人で、ブラームスの友人とも位置づけ得る。

ヴァイオリンソナタ第1番の第3楽章にそっくり転用されたことで名高い「雨の歌」op59-3は、このグロートによるテキストだ。クララと「雨の歌」の関係をいろいろと調べていて興味深い偶然を発見した。

彼の出身地は北ドイツのハイデという街。実はブラームスの父ヨハン・ヤーコプと同じである。2人の生家はごく近所にあったらしい。確認中だが2、3件隣という情報もある。

グロート本人の回想によれば、グロートが生まれて初めて手にした楽器はピッコロだったという。8歳の時だ。このピッコロはブラームスの父の兄の子、つまりブラームスの従兄弟から譲り受けたものだという。

ブラームスの父は1806年の生まれだ。1825年に19歳でハンブルクに出ているから、1819年生まれのグロートとは、面識があった可能性さえある。少なくとも親同士は知り合いかもしれない。

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