民謡と方言
ブログ「ブラームスの辞書」では既に「民謡」を特集した。その特集を展開する中で若干方言にも言及した。今、少しは方言の知識が備わった脳味噌でもう一度民謡関連の資料を読み返している。
CDの演奏ではテキストがしばしば標準語に直されてもいるが、解説文では民謡の採取地が書かれていることが多い。主要な民謡については脳内で地域名との紐付けが出来てきている。方言系の書物で地域名が出てくると、嬉しいことに民謡の旋律が思い浮かぶという条件反射も起きてくる。
何よりも大切なことは、「標準語で伝承された民話民謡などありはしない」ということだ。民話、民謡、方言は密接不可分だと身に沁みている。
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