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2017年6月17日 (土)

ザーレの東

ライン、ドナウ、エルベの内側こそが本来的な意味のドイツであるといわれている。「ラインの西」「ドナウの南」はローマの痕跡が色濃く残る。「エルベの東」には今度はスラブ人の痕跡が刻印されている。地名の分布にもそれらが投影されている。これらの内側こそが始原的な意味の「ドイツ」だということだ。

さて本日は「エルベの東」から説き起こす。エルベ川が文化の諸相において境界を形成していると複数の歴史書に書かれている。ハンブルクを含む北部では、それで辻褄が合うことが多いが、南に行くほど例外も増える。その例外を合理的に説明するキーワードが「ザーレの東」である。ザーレとは「Saale」と綴られる川の名前だ。エルベ川の支流である。ハンブルクからエルベ川を遡ると、テューリンゲン州の都マグデブルクに至る。この南東約30kmのあたりでザーレ川が分岐する。そのまま南東に向かうのがエルベ本流で、真南に向かうのがザーレ川だ。このザーレ川が一部の地名や方言分布の境界線を形成しているケースがある。東方殖民によって新たにドイツ化したエリアを「エルベの東」とする概念に、「ザーレの東」という変形を考慮した方がいい。

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