営業マン
自社の製品やサービスを売る部署に属する人々のことだ。売上の中からコストを回収し、なおかつ利益を出さねばならない企業にあって、売上目標達成の根幹を担う人たちだ。同時に顧客との接点にあってコミュニケーションの主体となる。基本的には売りたい人たちだから、売れる話があれば夜討ち朝駆けで東奔西走し、少々の理不尽にもへこたれないよう訓練されているのが普通だ。
私は「ブラームスの辞書」の画像を刷り込んだ名刺を持っているくらいだから、「ブラームスの辞書」の営業マンにも見えるが決定的に違っているところがある。必ずしも「売りたい」とは思っていないのだ。売れれば嬉しいのは事実だが、売りたいわけではないという微妙な位置である。「ご縁があればお買上げいただくこともある」くらいのスタンス。
しばしばそこのところを勘違いしたような問い合わせに出くわして戸惑うことがある。もしかすると面食らっているのは相手の方かもしれない。
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