軸がブレる
大抵良い意味には使われない。コマだって勢いが衰えてくると軸がブレ始める。野球評論では打撃不振の原因に言及するときしばしば「軸がブレる」という言い回しが用いられる。
ブログ「ブラームスの辞書」は当初、自費出版本の宣伝媒体になることを意図して立ち上げたが、このところ軸がブレている。どうでもいいとまでは言い切れぬが、優先順位は下降気味である。売れんでも仕方がないと開き直っている。
元々「ブラームスの素晴らしさを皆様に紹介する」などという大それた意図は無い。
自分がどれほどブラームスのことを好きなのかについて刻印を残すという意味とさえ思うようになった。本を売るよりよほど大切のような気がする。
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