シュヴァーベン訛り
記事「訛り懐かし」でシュヴァーベン地方の方言では、一人称「ich」の代わりに「i」が使われると書いた。類似の現象がブラームスの歌曲のテキストにもあった。
「Die Schwalble ziehet fort」(ツバメは飛び去ってゆく)op7-3と「Die Trauernde」(悲しむ娘)op7-4だ。
前者では、「ich」に該当する箇所が「i」になっている他に「ist」が「isch」にすりかわっている。
後者「悲しむ娘」はさらに興味深い。
- mein→mei
- kein→kei
- mich→mi
- Mutter→Mueter
- nicht→net
これら全部シュヴァーベン訛りである可能性が高い。
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