出荷管理
「ブラームスの辞書」は、自費出版本だ。そりゃあもう極端に露出が少ない。「ネット販売限定」というともっともらしいが、実際には「売っていない」に等しい。小部数の自費出版を逆手にとっていろいろ工夫はしているのだが、あまり売れ行きは期待できない。
それでも、売るにしろ提供するにしろ、他人様にお届けするのは実に気持ちのいいものだ。これも小部数を逆手に取った工夫のひとつだが、私の手許から離れてゆく「ブラームスの辞書」を記録している。
「出荷順」「出荷日」「出荷先」「opus番号」「送料」「売上金額」が一冊ごとに記録されている。エクセルに打ち込んでいるので、「粗利」「在庫数」はリアルタイムで把握できる。もちろん「opus番号」の管理もしていて、何番がどこの誰に手渡されたかがクリアになっていて、空き番号も一目でわかる。月末になれば倉庫側の在庫数と付き合わせることも行っている。
こうしたことが出来るのも書店においていないからこそなのである。
しがない自費出版の癖にこういう点だけは凝っているという訳だ。
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