つくづく良かった
音楽の分野には、プロフェッショナルな人々が数多くいらっしゃる。
「演奏」「作曲」「教育」「楽理」の諸部門において、活動の対価を得ている人々だ。私はもちろんそれには該当しない。それだけならいいのだが、素人に特有のドロドロの劣等感がある。元は上手な人に対する強烈な憧れだが、最早きれい事ではない。
プロともなればどんな分野だろうと、相応の苦労があるに決まっているが、そういう面は見えていない。困ったものだ。
ブログ「ブラームスの辞書」をいくら続けても対価が得られる訳ではない。書籍「ブラームスの辞書」が売れれば代金が手許に入るが、これをもってプロと言えるかどうか怪しい。少なくとも飯は食えていないどころか、足しになっていないからだ。
それでもブログは止められない。因果なものだ。
一つだけ救いがある。
ブラームスを好きであることについては、プロアマの区別がないことだ。
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